2018/11/25
きょうは日曜日なので、授業はなく
お昼過ぎに、
先生がこの町のクリスマス・マーケットに連れていってくれるらしい
小さな田舎町だから、きっと小規模なものだろうけど
本場のクリスマス・マーケットは初めてなので、少々わくわくしている
ブランチの時間まで、読書をする
ブランチまでにシャワーを浴びようと思うけれど、読み進めるのを止められない
いったん文章に夢中になってしまうと、空腹や、睡眠欲を忘れてしまう性分
読書で時間を忘れて、気が付いたら真っ暗な部屋で本を読んでいて、
母に、夕食だから早く食卓に下りて来なさいと、よく階段の下から呼ばれていたのを思い出して
小さく懐かしさと羨ましさが掠める
クリスマス・マーケットに行ったら、写真に収めて母に送ろう
きっと羨ましがって、その次に、
元気そうでよかった、と言ってくれる
離れているのに、近くに感じる、という
この感覚は、いつまでたっても不思議でたまらない
いつでも、どこにいても簡単に連絡をとることができる、
携帯という文明機器のおかげなのか
それとも
遠くにいるからこそ
余計な感情を脱ぎすてて、まっすぐにお互いを見つめることができるからなのか
後から、灯台下暗しだったと気付く、なんてことが起こらないように
半径1メートルにあるものを、
きょうも大切に