yuitamura

大学3年、休学中にデンマークで考えたこと。

2019/03/07

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変な犬、タゲル

名前の綴りは分からないのだけど

皆がタゲル、タゲルと呼ぶ

 

この学校は、犬を学校に連れてくることが許されていて

建物のなかを、生徒たちが連れてきた

何匹かの犬たちが、ノーリードでのんびりと暮らしている

 

ここの生徒たちのように

犬たちも個性が強くて、すごく愛おしい

 

タゲルは、教頭先生の犬で

ちょっと背筋の曲がったような出で立ちがよく彼に似ていて、面白い

タゲルは皆に変な犬、weirdだ、と言われ放題

 

気分屋な犬

こちらから距離を縮めようとすると、逃げる

かと思えば、朝の集会のときに部屋へ入ってきて

ほら皆撫でよ、とばかりに

椅子の下をぐるぐる歩き回る

 

冬の寒い日には、他の犬が外で走り回る中

彼だけはずっとブルブルと震えているのを見て

くすりと、心がほぐされた

 

 

 

寝食を全員が共にする学校に、

犬を連れてきて良い、とする事

 

初日、少し驚いたけれど

とてもリラックスしていて、デンマーク的だなあと

ぽつりと考えたのを、覚えている

 

こんな、犬たちのいる日常が

とてもおかしくて愛おしい