yuitamura

大学3年、休学中にデンマークで考えたこと。

2019/01/10

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年が明けて、10日経ち

いまはポルトガルにいる

 

オーフスからロンドンへ飛び、そこで2019年のはじまりを祝い

そして2度目のパリ、と周って

ポルトガルへ来た

 

ここが、わたしの初めてのヨーロッパ旅の、最後

 

思えば、前の学校が終わってから

次の学校が始まるまで空白の期間を埋めるための旅だったのだけれど

 

わたしにしては、タフに動き回った旅だったな

とじぶんを褒めたいところではある

 

普段から、あまり外へ出て行くタイプではないから

1ヶ月まるまる旅をするなんて、うん、いろいろなことに、よく頑張った

ハプニングもたくさんあったし、ね

 

いま居る、ポルトガルリスボン

上空から見ると橙一色で

そして、とんでもなく、晴れていた

 

その橙色の容れ物のなかを歩いてみると

目に入ってくるのは

パステルカラーの建物と

少し年を重ねたような、綺麗なアズレージョ

そして、1年の7割が晴れているというリスボンを象徴するような

ぱたぱたとはためく洗濯物たち

 

ここへ来たことも、これに似た所に住んでいたわけでもないのに

懐かしい、と感じる

震災を逃れたアルファマ地区の、そんなノスタルジックな街並み

 

そう、こんな美しいステレオタイプたちを見たくて、ここまで来た

 

けれど何でだろう、すごく心に靄がかかっていることに気がついて

多分だけれど、人恋しいのだ

陽気なリスボンの街が、わたしがいま1人だということを強く主張してくるような

そんな感覚を覚えている

 

パリやロンドンに比べたら、治安だっていいはずなのに、常に気を張っていて

物乞いのおじさんがなにかをポルトガル語で話しかけてくる

それだけで、なんだか気分が落ちてしまって

すこし疲れているのかもね、と

街歩きは、予定したよりも早めに切り上げる

 

ひとりに慣れるまで、またもう少しかかりそうだ

 

もっと心から、ポルトガルを吸収できるように

今日はすこしだけ休んで、また明日